Sアミーユの転落死事件 現状まとめ


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3人転落死。ありえないことが「ありえた」
2014年11月〜12月に川崎市の有料老人ホームアミーユ川崎幸町で入所者3人が相次いで転落死した「事故」。2016年2月15日に同施設の職員だった23歳の男性職員が殺人容疑で逮捕された。転落死したすべての日に夜勤として勤務をしていた。そしてすべての「事故」の第一発見者だった。

正直にいうと、社会的関心が薄れていき、真相はわからないままになってしまうのではないかと僕は思っていた。不可解ではあるけれど、世間の人は忙しい。要介護老人のことを考えるよりも、世間の人は他に関心を寄せることをたくさん持っている。
世界株安、シリア難民、産油国の資源ナショナリズム、北朝鮮のミサイル問題から、通勤時間の電車の遅延、SMAPの独立問題、芸能人の不倫問題などなどを追うことに忙しい。

事件の経過を振り返ってみる
ニュース報道レベルの情報でしかないが、現時点でこの事件の経過を振り返ってまとめてみる。(以下のリンクを参照してください)

http://www.asahi.com/articles/ASH995GN4H99ULOB00X.html
(朝日新聞DIGITAL2015年9月10日)

http://www.asahi.com/articles/ASJ2J02DKJ2HUTIL06S.html 
(朝日新聞DIGITAL 2016年2月16日)

これは虐待と同列に語れる問題か
僕はこの事故のあとにブログでこう書いた。「誰の意志なのかはわからない。しかし、そこには『明確な意志の力』が働いている」。120センチのベランダの柵を乗り越えるためには何者かの明確な意志が必要だと。
警察に捕まった元介護職はまだ殺人の「容疑者」だが、3人を殺害したことを認めているという。この容疑者の言葉が事実で3人もの連続殺人が起こしていたとしたら(状況的にその可能性が高いと思うが)、なぜそんなひどいことを起こしてしまう環境が作り出されたのか。僕はそこを考えていくべきだと思う。
容疑者の生活歴や心理・人格的な検証は必要だと思う。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20160216-OYT1T50152.html?from=yhd 
(YOMIURI ONLINE 2016年02月16日)

http://www.asahi.com/articles/ASH9S5STGH9SULOB00Z.html 
(朝日新聞DIGITAL 2015年9月24日)

でも僕は精神分析の専門家ではないし、犯罪心理学にも興味はない。そういった個人に内包する犯罪にいたった心理的経緯を検証しても僕には意味がない。

僕が知りたい「なぜ?」とは
僕が知りたいことを端的にいうと、なぜこの事件をまわりの環境(人)が許したのか?ということである。120センチもの高さのベランダから80,90歳代の要介護老人が転落することは非常に珍しい。というか、ほとんどありえないことである。百歩ゆずって不幸にもそのような転落事故が起きたとしても、さらにまた同じような状況で転落が続くことはありえない。この2人目の時点で誰かが判断すべきだったのだ。結果論をこんなところでぶってもしかたないとはわかっていても。なぜ3人もの老人の転落を(第三者の意図的な介入があったとはいえ)あの介護施設は許したのか。僕の関心はそこにある。

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